【電子署名の確認】ドローン飛行許可申請から学ぶ電子署名が偽造されていないか確認する方法

2022/1/31

2022/04/16

この記事の監修

行政書士/無人航空機従事者試験有資格者近藤 久夫

大学では理工学部機械工学科を専攻。卒業後は、半導体・液晶関連産業機械のエンジニアとして業務に従事。10年におよぶ技術系職の経験を有する。
2017年に行政書士資格を取得。技術と法律の相反する2つの視点から"空の産業革命と呼ばれるドローン産業"を支援している。

ドローン(無人航空機)飛行許可では電子ファイルとして許可証を受け取ることができます。

そこで、その電子許可証がちゃんと公的機関(※いわゆるお役所)から正しく発行されているか分からないという不安を感じたことはありませんか。

結論からすると、電子許可証であっても、それが真に公的機関からの発行書類であることを確認することは可能です。

この記事を読むことで許可証が偽造されたものか確認する方法を知ることができます。

Contents

 受け取れる許可証は2種類

許可証を受け取る形式ですが紙媒体と電子媒体の2種類があります。

紙の許可証と電子許可証のいずれかを選択することができる

ドローン(無人航空機)飛行許可申請はオンラインを使えます。(DIPSを用いた申請)

その申請時に、許可証を“紙”としてももらうのか、“電子ファイル”としてもらうのか選択できます。

 

紙の許可証が欲しい場合は返信用封筒を窓口に提出

 

直接窓口に出向く必要はありません。封筒を窓口に郵送すれば大丈夫です。

(※無人航空機飛行許可であれば、主な窓口は航空局となります。)

 

紙の許可証と電子許可証の違いは公印の有無

紙と電子による許可証の違いは公印の有無です。

紙の許可証には公印が押してありますが、電子許可証にはありません。

公印があれば、パッと見て公的書面であるという判別がつきやすいというメリットはあります。

その一方で、郵送手続きを取らなくてはならないというのはデメリットです。紙の許可証を取得するには時間や費用が余分にかかります。

電子許可証が偽造されていないかの確認方法 

電子許可証をダウンロードする方法

 

電子許可証はDIPSのシステム内からダウンロード

DIPSにログインした後に許可証はダウンロード可能です。

許可証には電子署名ファイルが添付されている

電子許可証はファルダ形式にてダウンロードされます。

ダウンロードされたフォルダを開くとPDFファイルがあります。

このPDFファイルが許可証です。

その許可証に公印はありませんが、電子署名がされたファイルが添付されています。

ファイルの拡張子が”xml”と表記されているものです。

そのxmlファイルを用いることで、許可証が真正なものか確認できます。

※拡張子とはファイル種類を識別する文字列です。

例えば、Wordだと”.doc”Excelだと”.xlsx”と表されている部分です。 

電子許可証の確認はe-govで可能

まずは“e-gov 電子申請“と検索して下さい。

そして、e-gov 電子申請サイトのトップページにある“公文書署名検証”をクリックします。 

xmlファイル”をドラッグアンドドロップ

xmlファイル”を所定の場所にドラグアンドドロップしましょう。

署名検証ボタンをクリックすると結果表示。

署名検証ボタンをクリックすると結果が表示されます。

xmlファイル”以外も合わせてアップロードしてしまうとエラーがでますので注意しましょう。

また、圧縮フォルダ内のデータをそのまま用いると上手く署名検証が出来ないことがあります。ですので、アップロードするファイルは解凍されたフォルダから持ってきてください。 

まとめ

電子ファイルで許可証が本物かどうかを目視で確認するのは困難となります。

公的機関が正しく発行されているかは、電子署名がされているかで確認できます。

今回紹介している確認方法は、ドローン(無人航空機)飛行許可申請以外のオンライン申請でも使用可能です。

書面の偽造が心配な方はいちどお試しください。

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