【リモートID未対応モデル外付け必須】リモートID対応機種の紹介・リモートID登録の方法

2022/6/4

2022/06/26

この記事の監修

行政書士/無人航空機従事者試験有資格者近藤 久夫

大学では理工学部機械工学科を専攻。卒業後は、半導体・液晶関連産業機械のエンジニアとして業務に従事。10年におよぶ技術系職の経験を有する。
2017年に行政書士資格を取得。技術と法律の相反する2つの視点から"空の産業革命と呼ばれるドローン産業"を支援している。

2022年から無人航空機のリモートID搭載が義務化されます。

それに伴いDJI一部モデルにおいては、既にリモートIDデバイス対応がされているという情報が公開されました。

リモートIDデバイス対応機種においては、追加でリモートIDを搭載する必要がありません。

対応機種については、機体登録システムとDJI FLYのアプリ内で作業することによって簡単にリモートID登録ができます。

この記事を読むことでは以下のことについて書いてあります。

  • リモートIDデバイスの搭載が不要な機体について
  • リモートID対応機種におけるリモートID登録方法について 

Contents

DJIリモートID機種・リモートID登録の方法を紹介

2022年6月20日以降の機体登録にはリモートIDが必須

2022年6月20日からは機体へのリモートID搭載が義務化されます。

6月20よりも前(6月19日以前)の機体登録は、リモートID搭載が免除されています。

2022年6月19日以前に機体登録を済ませた場合のリモートID搭載について

機体登録の更新期間は3年間となっています。

次回の更新までは(2025年6月19日まで)、リモートIDの搭載は必要ありません。

言い換えると次回の更新までに、リモートID対応を行わなくてはならないことになります。

リモートID対応機種

 

出典:DJI JAPAN 株式会社

https://www.dji.com/jp/newsroom/news/dji-remoteid

DJI Japan株式会社のホームページではリモートID対応機種が公開されています。

こちらに掲載されている機体は、リモートID用のデバイスを取り付ける必要がありません。

ファームウェアのアップデートによって、リモートID登録を行うことが可能となります。

残念ながら、逆に、こちらに掲載されている以外の機種は、リモートIDデバイスを取り付ける必要があります。

 リモートID登録の方法

リモートID対応機種の対応を以下の流れで行うことができます。

  1. ドローン登録システムで変更申請を行う
  2. DJI FLYのアプリでリモートID情報のインポートを行う

 

ドローン登録システムで変更申請方法

 

① ドローン登録システムのホームページへ

② 機体情報・所有者情報の確認/変更をクリック

③ リモートID登録を行う機体にチェックを入れて”機体・使用者情報の変更”をクリック

④ ”機体情報に変更はありますか?”では”いいえ”を選択する

⑤ ”リモートID有無”の項目で”あり”を選択する。”あり”を選択した後に”確認”をクリック

⑥ ”リモートID有無”の項目で”あり”と表示されていることを確認したうえで””変更申請”をクリック

⑦ 登録のメールアドレスに届いているメールを確認。メール内に書かれている対応を行ったうえで”OK”をクリック

 

DJI FLYのアプリでリモートID情報のインポート方法

① DJI FLYアプリの設定画面へ行き、”無人航空機システムリモートID”を選択

② 表示された”インポート”と記載された部分を押す

③ ドローン登録システムのIDとパスワードを入力し、”同意して連携”をクリックすると、インポート作業が完了する。

 

国土交通省のホームページに掲載されている情報

国土交通省のホームページではリモートIDに適合しているとして届出のあったモノが公表されています。

適合しているとして届出があったリモートID機器等の一覧

この一覧で公表されているものが、今のリモートID規制に対応しているものになります。

ぎゃくに、この一覧に書かれていないドローンのモデルには外付けIDを取り付ける必要があることになります。

【※重要ポイント】結局のところリモートIDが内臓されていない機体には、”デバイス”を取り付ける必要がある

機体の中にリモートIDが入っていない機体は外付けのリモートIDを取り付けなくてはいけません。

そして、今のところ外付けとして販売されているリモートIDは以下の2種類しかありません(※2022年6月26日時点)

  • TEAD株式会社 TD-RID
  • イームズロボティクス株式会社 RID-UAV 100EJ

外付け用のリモートIDデバイスですが、TEAD社から販売されています。

 

出典:TEAD社ホームページ

https://www.tead.co.jp/product/remote-id/

 

先にも書きましたが、リモートID対応モデルでないと外付けリモートIDを取り付ける必要があります。

外付けリモートIDが必要な方は下のリンクを確認して購入してください。。


リモートID ドローン用 TEAD社製 外付け型 発信機(法改正準拠)

 

TD-RIDの基本操作方法やリモートIDの書込方法について

TD-RIDの基本操作方法やリモートIDの書込方法ですが、動画でやり方が紹介されています。

 

TD-RIDの基本操作方法

リモートIDをTD-RIDへの書き込み方法について

出典:TEAD株式会社 YouTubeチャンネル

 

まとめ

この記事で書かれいてる内容はあくまでリモートIDが内蔵されている機体における対応方法です。

リモートIDが内蔵されていない機体については、外付けでリモートIDデバイスを取り付ける必要があります。

2022年6月20日以降でリモートID未対応モデルの機体登録を行うときはリモートIDデバイスの搭載が義務化されます。

リモートIDなしでドローンを飛行させると罰則があります。(※1年以下の懲役、もしくは、50万円以下の罰金)

規制の対応にはぜひ気を付けてください。

 

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